立島さん卒制合評
佐藤美術館主任学芸員の立島さんが卒業修了制作を
みにきてくれました! まずは八木君の午前二時….
真夜中の高架下を描いた作品 光の粒子?を点描で仕上げた力作。
佐川美術館賞買い上げです!がんがんプレゼンしてました。
続いて能條君 これも技巧派といっていいかな。銀箔の下の線描が心憎い作品。ホワイトキューブにばっちり決まっていました!
泥入りの紙から金箔の処理まで…
屏風になる2年後が楽しみです!
4x10mの西田さんの「生きる」です。みんなの協力なしには展示できなかったと感謝しつつ、やりきった満足感にあふれていました。
それぞれ作家の持ち味を汲み取りながら、的確なアドヴァイスにみんな癒されていました。
山本君の「翻弄される男」は左の怒った福沢諭吉と右の笑った野口英世に挟まれ、一円玉を並べて紙を貼った上にアルミ箔を施し、こすりだして描いた何ともユーモアあふれる作品。立島さんも「よく君思いつくね!」といいつつおれもかんむり野口持ってるよ!と財布から
浦川さんは福島第一原発、長崎、広島の爆心地の図像3部作。被爆した方の髪の毛が画面にはりつけられた日本の未来に痛烈なメッセージがこめられた作品。んーいい作品と立島さんもうなって
現在の若者が考えうる今の日本が透けてみえてくる。そんな集大成のオンパレード
学芸員という立場で未来の作家をバックアップしていく。そんなあったかい講評でした。