凍韻

なか玄アート の個展は無事はじまり凍韻6

いい緊張感です。滋賀も今晩から大雪?

今風の音が不気味です。

初日二日目と作品の批評をありがとう

ございました。  

 

大作は初めて大濱紙を、市兵衛紙は厚みの違いを 試してみました。ドーサ加減がわからず四苦八苦でしたが

新鮮さは大切です。 この絵は実は縦の滝の絵だったのですが・・・ かみさんの一言で横になりましたー

凍韻7

 

 

 

 

 

 

凍韻10

鳴門は やっぱり 奥村土牛を意識せざるをえず?

取材のタイミングも難しい・・・

 

来週は 画廊になかなか居れませんが

どうぞ ご高覧お願いします。芳名帳に

ご感想書いてください! 

18日は 外苑キャンパスで 水墨の講座です。 緊張ー! 

出光の宗達よかったです。

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2011 年 1 月 15 日 at 9:54 PM

庭師だいすけ さん

IMG_2653
先月末に桜の木を直植えしてもらいました。

 

グリンはここに眠っています。
とても素敵な庭になりました。

春が待ち遠しいです。



IMG_2651

 
 寅年があっと言うまに過ぎ(次は還暦かー!)ました。

 来年もよい年となりますように

 どうぞ皆様 よいお年をお迎えください。



うさぎどし2

 

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 12 月 29 日 at 12:07 AM

じょっぱり!

17年ぶり  冬の青森に行ってきました!みちのく一人旅

前回は5月、今回初めて12月 寒かったー!

来年1月13日からの なか玄アートの個展のため 水墨を意識して

どばーっと 雪上ドローイングをやってまいりましたー 
(時間無いけど)

みちのく2



みちのく3今回の第一の収穫は十二湖の青池です。

吸い込まれそうでした

やっぱり旅はええ 

冬季道路閉鎖でここまでたどり着くのは大変でしたが

出会いですねー

青でなく 墨色でした。 

 岩木山も気まぐれだけど いい山だねー



みちにく4奥入瀬もよかったです。酸ヶ湯温泉もかわってなかったー

水が黒くて とろっと しているんですけどこれがだせればいいなと・・・

目の前の絶景と対峙し 墨を塗ったくる ことの繰り返し やっぱりうまさから

遠ざかっていますねー 

 四泊五日の雪上スケッチでした。

問題はこれからだー

皆様よいお年をお迎えください。


みちのく5
みちのく6

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 12 月 22 日 at 11:05 PM

台北故宮へ

二泊三日で台北に行ってきました!台北1

京造日本画としては初の海外研修旅行で

故宮で南宋の名品を堪能、夜市も堪能

足裏マッサージも堪能 !? してきました。

私にとってはなんと16年ぶり!

残念ながら1994年に金屏風に描いた円環夜市は

姿を変えていました。模写クラスの山田真澄先生の友人

国立台南大学のこう先生にご案内いただき、地下鉄とバスで故宮へ、副手前田さんの足取りも軽い!

台北2

 

でっかい南宋展の垂れ幕

 

 

 

台北3

夜は乾物屋さんで からすみを

お茶屋さんで ゆっくり 銘茶を

そして 小籠包を 食べ尽くしましたー!

 

台北4

国立台湾師範大学の保存研究室を訪問

真澄先生の芸大時代の友人 張先生にご案内いただきました。助手のなかにはボストンで修行した人やワシントンにいた人もいて話がつながりました。この研究室は

台北の中心にあることから古文書などの仕事がどんどんきて忙しいようです。うちも見習って仕事もらって独立していくようなことをしなきゃ!

この後張先生においしい台湾鍋をごちそうになりました。

何から何までお世話になり、私はさぞかし鼻の下が

伸びきっていたことでしょう。

 

 


台北5故宮でスケッチは許されたので馬麟、李唐他の名品を模写してみました。下手くそだけど、やっぱり描くと構図の完璧さ、空間の永遠なる広がり、絹本の下地の彩色等技法がなんとなく想像つきます。そして何より風景とその主題が胸を貫きます。漢詩も勉強せねば!

 いやーやっぱり 本物はすごいです。御舟の先生に出会ったような衝撃でした。
台北6

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 12 月 1 日 at 1:07 PM

淺木さんx竹内先生

25日は 大学で 竹内浩一先生による 

糺の森デッサンコンクールの淺木さんx竹内先生講評会があり

通信の学生さんもたくさん来てくれて 皆さんの

熱い視線を感じました。

次の日は 画商界のドン淺木正勝さんと

竹内先生の対談!

気さくにあっけらかんと美術界をぶった斬る淺木さん

純粋無垢な生き様を切々と語る竹内浩一先生 同い年のお二人二様の人生の自負が滲んで・・・力入りました!

淺木さんの「あと10年」と覚悟の発言、竹内先生の「極貧の方が・・・」には 凄味がありました。

速水御舟30歳ごろの軸「墨茄」を見せてくれ・・・ やっぱり墨で勝負せなと

学生そっちのけで我々が貴重な時間を味わっていました。

正にビッグ対談 その時歴史は動いた!って感じ 

明日から 台北 故宮の南宋展に行ってきます。

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 11 月 27 日 at 10:20 PM

もこもこ

秋深し 椎茸

アトリエの脇に置いた2年目の椎茸が もこもこ でてきました。

先月の 健康診断で 中性脂肪が倍!に お酒も ほどほど

食事も かみさんの きびしい 管理下におかれています。

皆さんも 体調管理には ほどほどに!?

でも 昨日は 学生と 秋の奈良に行って脂肪を燃やしてきました。

奈良県立美術館の花鳥画展 と 大和文華館 です。

宗達の狗子図(くしず)は朝もやの清涼感が画面にあふれてでて・・・

子犬の手前にわらびがある水墨なんですけれど 1世紀前の 花下狗子図よりいいなー 草虫画は細密の凄みより宗教哲学ですね。ゼミ奈良

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 11 月 13 日 at 3:23 PM

海と月

秋深しと思いきや まだまだ寒さには・・・2010桜ー竜宮


2010桜ーイエロー

桜の木の個展は 大勢お越しいただいて

ほんと うれしいです。ありがとうございます。

沖縄の海の色 と 仲秋の月の水墨


季節の変わり目は一瞬。

ついていくのが精一杯

2010桜ー水墨2010桜ー月下波濤

十六夜は 雲がたなびいて 美しかった

墨の仕事は やればやるほど・・・

23日(土)までです。どうぞお越しください。

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 10 月 16 日 at 10:04 PM

グリン グリン

グリングリン

 

グリンが先週 天国へ 旅立ちました。

9歳半 あまりにも早すぎました。もっともっとみんなといっしょにいたかったのに

悲しすぎて 言葉になりません。

いっぱいいっぱい楽しかったネ いろんなところに旅したね

もう一度だけ 

雪の棚田を思いっきり走らせてあげたかった

食欲がなくて お医者さんにつれていったら

肝臓がはれていて もうなにもできないと

もっと早く気が付いていたらと考えるとたまりません   ごめんね 

このカレンダーが9月 うそでしょうー

最後の日まで 散歩に行こうとしたね えらいよ 君は 僕らも 見習って 生きていきます。

本当にありがとう! いつまでもいっしょだよ   またいっしょに走ろうね     

 

 

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 9 月 30 日 at 8:27 PM

Gen を終えて

20代の若者とのグループ Gen が終わって一月が経過しました。
10m大の作品を描け!というわたしのわがままな要求をすんなり受け入れてくれたのはのは不思議でしたが3人は超ド級の作品をつくってくれたと思います。
僕のが旧作だったのでやっぱ若者パワーに恐れ入りました。

T6

タヤマさんは奈良の三輪山 地元だけあってこういうテーマは強いですよ 
なんでもおじいさんのアドヴァイスを受けながらの野外での制作 絵・絵描きですねーほんまに 
セッティングもお父さんと大工さんの強力なバックアップがあり 
次代の束芋を彷彿させます。
大仏の頭のようなマチエールが独特なタヤマ流三輪山です。

T 8

後藤君は 大学院を修了し、4年目、現在大学で研究室の補佐役をやってもらっているのですが 
最近は発表をみていなかったので正直どうなるか不安でしたが、
狭いアパートで必死に造ったV字形のブロック塀?が奇妙な世界を生み出していました。
インスタレーションとして発展していくのか、絵画としての強靭さを増していくのか、今後がとても楽しみです。

T 1

前田さんは大学院1年生。卒制で鯨を描き、哺乳類の持つ包容力のようなものを表現してきました。
今回は2年前にモンゴルでみた馬の群れの記憶をたよりに四国で取材した馬たちのイメージをひろげ、焼いた板の上にドローイングを試みました。
素材の持つ強さとマチエールが一体となり黒いけれど爽やかな作品になったのが不思議です。
自分の倍の高さの画面と大学の駐車場で格闘して、ねずみ小僧のように顔を真っ黒にしていた姿が印象的でした。

T 7

最後に僕のですが やっぱり一つの型に収まりすぎているなと感じました。
今回年が倍以上違うパワーあふれる3人とやることによって 日本画の今ということが見えたとおもいます。
若い力に刺激をもらって僕ももういっちょがんばります!

Posted under 展覧会情報, 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 9 月 5 日 at 10:32 PM

木村克朗展へ

岡山は津山市と奈義町で行われた

奈義

木村先生の ”IN THE BLACK” へ家族と

いってきました

奈義町現代美術館は ほっとできる

空間で 新作の大作を含む 黒の連作・・・

Blackの深さをじっくりと堪能(写真がないのが残念!)

津山市のカンダギャラリーでは 紙をもんだり しみこませたり 不定形パネルを連結した作品群 僕ははじめてみる作品の圧倒的な存在感と量に・・・

不思議と黒でない色が見えてくるのが魅力的でした。

会場を旋回し 作品にとまったりしていた 黒青いはぐろとんぼが 作品と呼応し 夏の終わりを告げていました

Posted under 菅原健彦ダイアリー by sugawara on 2010 年 8 月 31 日 at 10:19 AM

« 前ページへ次ページへ »